「好き」から「夢」へ
「好き」
大学を卒業して、バックパックを背負って自分探しの旅にでました。中国、ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ。
わずか3ヶ月の旅でしたが、片手にはいつもサッカーボール、着ている服はサッカー日本代表。ボールがあれば現地の人とすぐ友達になれたし、旅人同士もサッカーで繋がりました。
一番好きなこと。それは、「ボールを蹴ること」。確信しました。
「はじまり」
それから、日本に帰って高校の先生をしました。しかし、ボールを蹴ることが好きすぎて、毎週やっていたフットサルが好きすぎて、高校の先生を辞めてフットサルのプロ選手を目指しました。一日中ボールを蹴っていました。24歳の大人が(笑)
自分のプレーをビデオで撮って研究したり、坂道をダッシュしたり、本を買ってトレーニングの勉強もしました。毎日「Road to F leager」という練習日誌を書いて本気で取り組んでいました。
並行しながら、生活のために少年のスクールをやっていました。そのスクールが終わった後、大人も集めてフットサルをしました。それが、スポーツメイトの始まりでした。
「変わる」
最初は、誰でもフットサルを好きな人が集まるフットサルメイトという活動でした。少しづつ少しづつ、そこに集まる仲間が増えていき、いろんな地域で活動するようになりました。
参加者全員の楽しみを追求していく中で、「ここがあるから仕事が頑張れる。」「ここに来てから毎日が楽しい。」という声を聞くようになっていきました。
自分が好きで始めた場所が、集まってくる人の生き甲斐になり付き合って行く仲間になる。それが嬉しくて「フットサルを通じて1000人の仲間を作る!」という別の夢を抱くようになりました。
「これから」
参加者の声を聞く中で、バドミントンやソフトバレーなどへも活動が広がっていきました。そうして、フットサルメイトからスポーツメイトへと活動の範囲が広がってきました。
これから、スポーツメイトは少しづつ改善を進めながら「スポーツメイトがあるから頑張れる」と言ってもらえる場所にしていきたいと思います。そして、地域に愛され、子どもからシニアまでどんな人でも参加でき、共に成長していけるようなスポーツクラブへとしていきたい。それが、スポーツメイトの夢です。
NPO法人スポーツメイト代表 縄 達也